gabuLog

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ファイル内容の出力

ファイル内容の確認

Linuxファイルシステムでファイルの内容を確認するためのコマンドがある。

moreコマンド

more ファイル名

moreコマンドは指定したファイルの内容を出力する。

スペースキーを押すと次のページが表示され、ファイルの最終ページまで到達すると同時に終了。

moreコマンドの例

moreコマンドの表示例

lessコマンド

less ファイル名

1画面に収まらないファイルをページ単位で表示する。

lessコマンドの例

lessコマンドの表示例

 

次ページを表示するにはキー操作で表示する。

キー操作はmanコマンドと同じ。

 

gabu-00.hatenablog.com

 

catコマンド

cat [オプション] [ファイル名]

moreコマンドやlessコマンドと同様、表示したいファイル名を引数にしたいすると、その内容を表示する。

複数のファイルを指定すると全てのファイルが連続して表示される。

catコマンドではオプションがあり、「-n」オプションを指定すると出力結果に行番号が振れたりする。

catコマンドオプションnの実行例

catコマンドオプションの実行例
catコマンドのオプション
オプション 説明
-n 全ての行に行番号を付ける
-T タブ文字を「^」で表示する

nlコマンド

nl [オプション] [ファイル名]

ファイルの内容に行番号をつけて表示する。

cat -nコマンドを実行した場合も行番号を付けて表示できる。

cat -nコマンドは空行も含めて行番号を表示する。

nlコマンドでは空行を除いて行番号を付ける。

nlコマンドの表示例

nlコマンドの実行例

cat -n コマンドの実行表示例

cat -n コマンドの実行例

 

まとめ

ファイル内容を確認するためのコマンド一覧。

ファイル内容表示させたい形式に応じて、コマンドを実行