ファイル内容の出力
ファイル内容の確認
Linuxのファイルシステムでファイルの内容を確認するためのコマンドがある。
moreコマンド
more ファイル名
moreコマンドは指定したファイルの内容を出力する。
スペースキーを押すと次のページが表示され、ファイルの最終ページまで到達すると同時に終了。
lessコマンド
less ファイル名
1画面に収まらないファイルをページ単位で表示する。
次ページを表示するにはキー操作で表示する。
キー操作はmanコマンドと同じ。
catコマンド
cat [オプション] [ファイル名]
moreコマンドやlessコマンドと同様、表示したいファイル名を引数にしたいすると、その内容を表示する。
複数のファイルを指定すると全てのファイルが連続して表示される。
catコマンドではオプションがあり、「-n」オプションを指定すると出力結果に行番号が振れたりする。
オプション | 説明 |
---|---|
-n | 全ての行に行番号を付ける |
-T | タブ文字を「^」で表示する |
nlコマンド
nl [オプション] [ファイル名]
ファイルの内容に行番号をつけて表示する。
cat -nコマンドを実行した場合も行番号を付けて表示できる。
cat -nコマンドは空行も含めて行番号を表示する。
nlコマンドでは空行を除いて行番号を付ける。
まとめ
ファイル内容を確認するためのコマンド一覧。
ファイル内容と表示させたい形式に応じて、コマンドを実行